「お寺でココロとカラダほぐし」無事開催♪
自力整体ナビゲーター(東京教室)のカレンです。
台風の影響を受けた雨の降りしきる中、
東京・大森のお不動様として知られる
成田山圓能寺様にて
「お寺でココロとカラダほぐし」を開催いいたしました。
チケット発売サイトからのお申し込みが7割、
残りの3割がリピーターさんという、
今までとは逆の割合だったため
迷わずにお越しになれるか心配でしたが
皆さん、開始時間までに
無事にお越しくださいました。
いつもなら窓を開け放って
外からの風を感じながら行うのですが
今回は風雨が強く寒かったので
石油ファンヒーターをかけていたため
扉をすべて閉めて行いましたが
雨音を聞きながら
静かな落ち着いた時間となりました。
前半の60分は「自力整体」で
じっくりと体をほぐし
後半は副住職の照和様と一緒に
お経のご唱和と、真言宗の坐禅
「数息観(すそくかん)」を
ご体験いただいた後、
お茶菓子をお召しあがりいただきながら
照和様の法話をお聞きしました。
その時間は皆さんからいただいた悩み相談に
照和さんがお釈迦様の言葉を用いながら
お答えいただくことになっていました。
お悩みは全部で5つありましたが
そのうちの一つの
「執着してしまう心について。」です。
「執着してしまう心について。
手に入れる前よりも、手に入れた後の方が
仕事、恋愛、物(装飾品など)への執着で苦しみます。
「あること」「手に入ったこと」が苦しいなんて・・・。
また同時に失うことへの恐怖や不安にも苦しみます。」
そのことへの回答は
執着(仏教では“しゅうぢゃく”と読みます)は
愛するから失うという恐れが生じる。
愛するものから離れたら恐れは生じない。
自分自身のことすら
自分で思い通りにならない=自分のものではないのに
自分以外のもの(環境、人、モノ)が
自分のもの(所有物)になるはずはない。
ご縁があって、たまたま、今、ここに“在る”だけ。
だから、そのご縁に感謝して
それら(仕事、恋人、手に入れた品物 等)が
なくなったとしても、世の中の法則とは
そういうものなのだと囚われないようにし
今のこの時に共に“在る”ことに感謝して
それらにしがみつかずに生きていこう。
・・・と、こんな感じで
残りの4問にもお釈迦様の言葉を通して
お答えいただきました。
「皆さん・・・悩んでるんですよ!
自分だけ悩んでいるわけじゃないから大丈夫!
僕も悩んでますから。笑」
・・・なんていう照和さんからの
ぶっちゃけコメントも飛び出したりして
今日も穏やかで楽しい時間になりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。