整食法について(5つの方法)
整食法(5つの方法)
朝は水分のみ、夜6時以降は炭水化物をとらない、といった
ルールを決めた「整食法」と組み合わせることで
カラダの中からも変化を加速させることができます。
この方法を実践して、私(カレン)は
約3ヶ月で6Kg、無理なくスルリと体重が落ちました。
洋服のサイズも11号から7号へと自然とサイズダウン。
でも、実際、「食べることが趣味」という方は多いですし
何せ、世界で一番、美味しいものがある日本では
食を制限するということが、一番難しいのではないかしら、と
思っていますが・・・。
でも試せる人はぜひ、「3ヶ月」だけでも試してみてください。
カラダが変化すると、食べることに対する執着が減り
「食べなくてはいけない」という観念から解放されます。
この「固定観念」を取り外していくことも
セルフケアの、特にココロの部分で重要です。
空腹睡眠法
睡眠前に空腹にしておく。内臓と脳の働きが停止した熟睡中に「自然治癒力」が
働きます。熟睡中は筋肉が脱力して、体中の修理として整体が行われ
むくみ、脂肪や滞留便などの老廃物の回収といったことが行なわれます。
夜遅い時間に食事をすると、その消化のために内臓が働いているので
熟睡できず、筋肉が脱力できないためです。
滞留便排除法
起床後、6時間は水分以外は胃に入れない、いわゆる「朝食抜き」の食事法です。
こうすることで腸内の滞留便が排泄されます。
私たちの胃は起床後、胃壁からモチリンという洗浄液の働きをするホルモンが
分泌しているのですが、このモチリンは食べ物が入ってくると出なくなる仕組みに
なっています。だから朝食を抜く必要があるのです。
また、空腹で熟睡しないと滞留便が出ませんので、「空腹睡眠法」と
必ずセットで行うようにするのがポイントです。
空腹運動労働法
矢上先生は空腹で運動や労働をすることを提唱しています。
食事を摂ると血液が消化に使われ、筋肉や脳に流れなくなり能率が落ちるからです。
なにより、空腹で運動や労働をしてエネルギーを出し切ってから食べることで、
筋肉や骨が育ちます。
単品摂取法
炭水化物とたんぱく質を同時に食べない食べ方です。
単品摂取法は、以前「単食法」といっていた食べ方ですが、
午前中は水分だけ、正午から午後6時までは炭水化物を中心に、
夜はたんぱく質中心にという食べ方のことです。
炭水化物とたんぱく質では消化酵素がまったく違うので、
なるべく混ぜないで食べることで、内臓の負担を軽くすることができます。
・・・とはいえまったく混ぜないで食べるというのは難しいでしょうから
割合を8対2くらいにするよう心がけています。
淡味調理法
食事はできるだけ無味に近い薄味で調理します。
自力整体で体が柔らかくなり、整食法で胃が敏感になってくると
おのずと濃い味付けのものを受け付けなくなります。
味覚が変わってきたら健康になってきた証拠です。
参考図書
2003年12月に出版された本です。この後、先生の日々の研究によって整食法も変化しているので、最新の情報は矢上裕先生の公式サイトをご覧ください。
自力整体整食法―からだの痛みや不調を根治する
足腰、ひざの痛みは消え、肩コリや便秘、冷え性、骨粗鬆症も治る
2021/10/10